三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))
- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/06
- メディア: 新書
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斎藤孝『三色ボールペン情報活用術』(角川oneテーマ21)を立ち読みした。いや、本当にワンテーマで一冊書けるんだなあ。ここで言う「三色」は、赤・青・緑で、通常売っている、赤・青・黒の三色ボールペンではない(専用のボールペンも販売されているそうだ)。
本のポイントは、赤・青・緑のそれぞれに特有の意味を持たせて、線や囲みを書き込むことで、情報活用を進めていこうというものだ。あまり詳しく言ってしまうと、映画のネタばらしのようなもので、営業妨害になるので書かない(とはいえ、立ち読みすればすぐわかってしまうかな)。
おもしろかった。私としては「三色ラインマーカー情報活用術」なんてのを提案しようかな(←完全にパクリ)。
冗談はともかく、こんなふうにツールと概念(アイデア)がうまく合致したときにヒットが生まれるような気がするんですよ。
たとえば、「超整理法」というアイデアに、「押し出しファイル」という具体的ツール。
ちょっと古いが、「知的生産の技術」の「資料の分節化」というアイデアに、「B6カード(京大式カード)」という具体的ツール。
「KJ法」に「KJラベル」というのも、そうかな。
他にもたくさんありそうな気がする。