富山大学時代の卒業生2人とこじんまりとした忘年会をする。自宅に呼んで、海鮮ちゃんこ鍋。話は尽きない。
いろいろ話した結果、収束したのは、あの頃はゼミ全体が楽しかったし、院生と学部生のブレンドもうまくいっていたし、Web教材の制作や研究の生産性がピークに達した時期だったよね、ということであった。
実際、今、kogolab.jpで公開していて、コンスタントにCD-ROMの請求が入ってくるWeb教材はすべてその時期に作られたものだった。だから、あの頃のゼミ全体の生産性は確かに高かったのだろう。
早稲田大学に移ってから、今年度(2003年度)の卒論生はいない。ひとつ空白をあけて、来年度に第一期生のゼミ卒業生を出すわけだ。これから、ゼミ全体を楽しいものにして、生産性を上げることができるかどうかが徐々に決まっていく。
そしてそれを決めるのはゼミ生自身なのだ。教員の要因はほんのわずかであることを私は体験的に知っている。