大学へ。これからしばらくはテストの採点だ。
私のテストは、ほとんどが記述式なので、採点に時間がかかる。しかし、記述式テストの良いところは、学生が授業をわかってくれたかどうかが明確にわかることである。ああ、こんなふうに理解してくれたのねということがよく伝わる。教室に来ても、授業に参加しなかった学生はテキストを見ても通り一遍のことしか書けない。それが本当によくわかるのだ。だからこれからも記述式のテストを使うことだろう。
ふと思ったのだが、草木はあきらめることをしないが、がんばることもしない。ただ与えられた環境の中で自分ができることをするだけなのだ。その結果として周りの環境を少しだけ変えていくのだ。
