飛行機で東京に戻り、そのまま電通大の教育工学の最後の授業。授業評価と最終テストをする。
授業評価の記述欄から拾っておこう。
この授業の良かった点
- しゃべりがおもしろい。
- わかることを目的にしていた。
- テキストは復習するのに役立った。
- 大福帳の毎回のコメント。
- 来年教育実習があるのでIDを生かしたい。
- テキストがわかりやすい。
この授業の悪かった点
- 大福帳の質問への回答が十分でない。
- 説明がおおざっぱすぎた。
- テキストの内容を丸々スライドにするのはやる気を失わせる。
- 授業回数が足りず、あわただしいく進んだところがあった。
授業で使ったテキストには、スライドの内容がレジュメの形でほぼ収録されている。これは、スライドが速すぎてノートが取れないという苦情がたくさんあったための対策だ。全体的に見ると、テキストを作ったことは良かったようだ。復習するのに役立つという意見がいくつかあった。「復習」という言葉が新鮮に見えた。
この授業では小グループによる討論はうまくいかなかった。原因は時間が明らかに足りなかったこと。毎回20分くらいを厳格に取ってやらなくては習慣化しない。
電通大での教育工学の授業は今回限りで、来年度はしない。時間が足りないので、非常勤の授業は最小限に削り、できれば集中講義の形態だけにしたいと思っている。