KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

学内の研究会

学内の研究会が開かれたので参加する。

私自身が大学院生だったときは、学内の研究会はたくさんあって、それぞれが競い合っていた。それでも自分の領域の研究会はひとつかふたつくらいしかないので、学外の研究会で、自分の領域にあったものを探し求めていった。自分が鍛えられたとすれば、そうした研究会巡りの中でもまれていったことであるように思う。

他流試合は刺激的だ。ときどきは打ちのめされることはあるけれども、それこそが貴重な体験なのだ。

大学の教員になってからは、そういう研究会に出る機会はなくなった。やるとすれば、自分が研究会を主催する立場になってしまったわけだ。しかし、教員同士が同じ立場で自分たちの研究を紹介し、それをネタにがちがちに議論したいという希望は、ずっと持っていた。それが、人間科学部に来てからは、可能になった。教育工学にかかわっている教員や助手がたくさんいるのだ。

その研究会の第一回目。いや、堪能しました。これだよね。この雰囲気。つっこみ、つっこまれ、なごやかに、きびしく。フォーマルな研究会ではこういう感じにはならないんだよな。2時間があっという間に過ぎ、それでいて充実感が残る。

この研究会は月一回のペースで開かれるそうです。学外からの参加も歓迎するとのこと。