KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

卒論ゼミのやり方

卒論ゼミのやり方について、いろいろ試行錯誤してきたが(形成的評価ともいう)、徐々によいやり方が見えてきたような気がする。ひとつは、研究の進め方をきちんと教えること、もうひとつは人数がクリティカルであることだ。

2年次に設けられている実習系の科目で、研究の進め方がカバーされていると思いこんでいたのだが、そうではなかった。とすれば、3年の前期でそれをきっちりとやっておくことが必要だ。それをワークの形で具体化できるように、教材を作りながら進めていこうと考えている。順調にいけば、来年度には形ができているだろう。これはeスクールでも役に立つはずだ。

今年度から、3年生、4年生、それぞれが6人ずつで、合計12人になった。12人でゼミをするのは難しい。もちろん誰かが話して、他の人は聞いているという形ならできるけれども、私のイメージでは、「全員が参加する」つまり、沈黙している人がいないということを重視したいのだ。それで、3年生と4年生を分離してゼミの時間を持ったところ、理想に近い形になった。ゼミとして成立するのは、5-6人、最大で7人くらいのところではないだろうか。

もちろん、ゼミ全体としての一体感も持ちたいので、月に1回の頻度で、合同プレゼン大会をやりたいと思っている。

来年度からはいよいよeスクールでも、ゼミが始まる。いま考えているのは、ゼミの開始時に全員が顔を合わせてスタートすることが必要ではないかということだ。つまり、スクーリングをやるということだが、それを一番はじめに持ってくるということだ。