ここまで3年間は、eスクールと通学生の合同で行ってきましたが、口頭発表の人数が増えてきたので、双方を並行プログラムで進めることにしました。私のところの大学院生の多くはeスクール出身者ですので、院生はeスクールの会場に入れました。会場は隣同士ですので、両方を行き来することができます。
結果的にこれはうまくいったと思います。通学生の方は、OBや来年度からゼミに入ってくる2年生を含めて一体感ができたように見えました。また、eスクールの方も、OBや来年度からの新ゼミ生、またスクーリングにかけて遠方から来てくれた人(札幌、高知)もいて、活発な議論ができました。
私の方は、これから卒論・修論の口頭試問を受ける人たちを対象にして、短い時間でのプレゼンテーションをどのように効果的にするかという点に絞って指導することができました。
全員がコメントシートを書いて発表者に渡すという方法も定着しました。研究がまだ未完成であっても、それをポスターにして聞いてもらうことで発表者は多くのアドバイスを受けることができます。これを足がかりにして、より良い卒業研究に近づくことができるでしょう。
最初に書いたように、eスクール・院生と通学生を分けた研究発表会でした。しかし、通学生でずっとeスクール・院生の会場で参加してくれた人がいたのが印象的でした。
通学生の方は、冨永さんの発案で、「研究優秀賞」などを投票で決めて、賞品を授与したようです。これは最後に盛り上がるね。来年はeスクール・院生のほうでもやろうかな。
これまでのゼミ研究発表会の様子は下から読めます。