- 作者: ソニア・リュボミアスキー,渡辺誠,金井真弓
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2012/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の「パート2 幸福度を高める12の行動習慣」の項目を見ると、なんだみんな当たり前のことじゃないか、と思うかもしれない。
- 1 感謝の気持ちを表す
- 2 楽観的になる
- 3 考えすぎない、他人と比較しない
- 4 親切にする
- 5 人間関係を育てる
- 6 ストレスや悩みへの対抗策を練る
- 7 人を許す
- 8 熱中できる活動を増やす
- 9 人生の喜びを深く味わう
- 10 目標達成に全力を尽くす
- 11 内面的なものを大切にする
- 12 身体を大切にする―瞑想と運動
だけど、各章の内容を読むと、当たり前じゃないことが書いてある。
たとえば、幸福度を高める行動も「慣れてしまうと効かない」ので、変化をつけるといい。つまり、幸せも「変動強化」によるものなのだ。
また、瞑想もいいけど、運動もさらにいいこと。運動することで、瞑想で得られる効果に近いものが得られる。
目標を持つことは幸福になる道だ。だけど目標に2種類ある。「接近目標」と「回避目標」。口論をしないとか、太らないようにするといった望ましくない結果を避けるのは「回避目標」。回避目標を求める人は接近目標を求める人よりも不幸になりやすい。だから、回避目標を接近目標に転換すること。積極的にコミュニケーションを取るとか、健康的な食事をするとかに。