KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

グループワークのあとは1つグループを指定して発表してもらい、それをホワイトボードに板書します。その効果。

早稲田大学アカデミックソリューションの企画で「大学職員のためのインストラクショナルデザイン入門」のセミナーを4時間で開催しました。参加者は21人で、大部分が大学職員の方でした。4時間の研修でしたので、中間あたりに「デモ授業」を入れて、議論の材料にしてもらいました。参加した皆様、お疲れさまでした。

私の研修では、グループで議論をしてもらってから、1つのグループをサイコロで選んで、発表してもらいます。その発表内容は私がホワイトボードに板書します。こうすることで、一人一人の意見を尊重しているということが伝わります。また、板書した内容から、さらに説明を深めることができます。というわけで、最近は板書の力を確認しているところなのです。

いくつかの板書をご紹介しましょう。これは最初のアイスブレークで、「研修に参加した理由」というテーマ。これで皆さんがどんな目的で参加しているかがわかります。

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これは「あなたが考える上手な教え方とはどんな教え方ですか」というテーマ。参加者が教えるということについてどんなイメージを持っているかがわかります。

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これは研修の最後に「このセミナーで印象に残ったところをあげてください」というテーマです。これで講師の力量が試されますので、緊張しますね。

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