良い師や良いメンターを持つことは自分の成長に役立つことは確実だ。では良い師や良いメンターはどういう特質を持っている人なのだろう。
それは「この師なら簡単に乗り越えられそうだ」という感じを弟子に持たせることではないかと思ったりする。実際にそうではないとしても、そういう感じを持たせることが大切ではないか。
あまりにも師が偉大すぎると、師のふるまいばかりを見てしまう。それは劣化コピーを生むだけだ。そうではなく、師が目指したもの(月)を見なくてはいけない。師が大したことない(ように見える)のであれば、弟子は落ち着いて目指すべき月を見ることができる。
「月をさす師の指」を見てはいけない。そこには指以外何もない。