2023年2月23日(木)
ブダペストの中心部を歩きました。
まずは、ローマ・カトリック教会の聖イシュトヴァーン大聖堂。中では大勢の若者を含むミサをやっていました。パイプオルガンが立派です。さらにチケットを買えば上に登ることもできるようです。
火曜日と日曜日の夜はここで名曲コンサートが開かれています。これには日程が合わなかったので、月曜日の夜に開かれるオルガンコンサートの席をとりました。楽しみです。
そこからドナウ川に向かって歩きました。セーチェニー鎖橋が有名です。この橋を渡ってブダ城に行くのは次の機会にしました。その代わり遊歩道に沿って歩きました。
ここには「ドナウ川遊歩道の靴」という、鉄で作られた靴のオブジェが並んでいます。第二次世界大戦中にハンガリーの親ナチス政権がハンガリー内のユダヤ人を迫害し、国外追放と殺害したことを記憶するためのオブジェです。たくさんの人が来ていました。
ドナウ川から離れる方向に歩いて、リスト・フェレンツ博物館に来ました。フランツ・リストが住んでいたアパートにある博物館です。見るところは3つの部屋だけですが、リストが使ったピアノ、リストに贈られたピアノが展示されていて興味深いです。
特に、二段の鍵盤で、上がピアノ、下がオルガンになっているものや、作業机の引き出しの部分が3オクターブのミニ鍵盤になっていて、それで作曲ができるというものが面白いです。リストは敬虔なクリスチャンで、教会のためのオルガン曲もたくさん書いていたのですね。