KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【本】『上手な教え方の教科書』が6刷に:本を書くことの意味

2023年5月8日(月)

ゴールデンウィーク明けの通学生ゼミ。3, 4年生とも一人の体調不良を除いて全員出席で、すばらしい。この前の新歓コンパのおかけで、4年生は顔と名前が一致してきたけれども、3年生はまだ怪しい。やはりマスクがあると顔が覚えにくい。

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『上手な教え方の教科書』が6刷になった。この本もじわじわ売れ続けていて、ロングセラーになりそうだ。最新の知識ではないけれども、その研究領域の根幹をなすようなストーリーがわかりやすく提示されている。最新の知識はむしろインターネットの情報の方がいいので、これからの本は根本が丁寧に書かれたものが残っていくのではないかと思っている。

もう1つのケースで本にする意義があるのは、ある研究の詳細がわかるということだ。これは大部なものになるので、むしろ電子出版的なものの方が合っているということになるだろう。

『上手な教え方の教科書』はかなり理論編寄りなので、これの続編として『実践編』を書きたいと思ってから、ずいぶん月日が経っている。