KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【釧路3日目】根室・納沙布岬へ

2024年8月18日(日)

根室に行く。地球探索鉄道と銘打った観光用の全席指定車両が花咲線を走る。だいたいは森と平原の中を走り、厚岸のあたりは海岸沿いを走る。このときは徐行運転をしてくれる。根室まで3時間弱。

根室駅に着くと、「向後先生」と呼ぶ声があり、eスクール卒業生の端谷さんだった。ずっと昔に在学中の時に札幌で会っている。Facebookで見ていて、もしかするとこの列車かなと思って待っていたとのこと。びっくりした。親の介護があり、顔を見るだけとのことだったが、車で回転寿司根室花まるに送ってもらった。花まるは北海道と東京に展開しているが、本店はここだそうだ。

歩いて明治公園へ。古い大きなサイロ3つが残っている。日曜日なのでバーベキューをやっている人たちがいて、北海道らしい。

路線バスで今回の最終目的地である納沙布岬に行く。北方領土に関する資料館で勉強して岬に立つとまた見え方も変わってくる。日本降伏の直前にソ連軍がサハリンから侵攻して占領し、今もまだそのままだ。それまでは日本人が住んでいた。国後島は沖縄本島と同じくらいの大きさ、択捉島は沖縄本島の2倍以上。ここから一番近い歯舞群島ははっきりと見える。大きなアーチ型のモニュメントがたっている。北方4島を表しているそうだ。

資料館で、本土最東端の証明書をもらった。あと、最北端の稚内・宗谷岬、最南端の鹿児島・佐多岬、最西端の佐世保・神崎鼻に行けば、4枚セットでコンプリートになるらしい。佐世保に行ったときにもらっておけばよかったな。まあ、いいか。

夕暮れの中を花咲線で戻る。これは普通の列車だが、行きと特に変わりはない。途中で2度もシカとぶつかり急停止した。そんなに頻繁にぶつかるのか。まあ、車窓から普通にシカがいるのが見えるので、そうなのだろう。