KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【講演】zoomでハナキン第219回で話題提供

2024年12月13日(金)

村上吉文さん(@Midogonpapa)から依頼されて、zoomでハナキン第219回で30分の話題提供をした。しかし、219回ってすごいな。参加者は最大で78人。

30分と時間が短いので、「教えるときに大切なこと」として基本的心理欲求「できる、つながる、決められる」の話をした。

そのあとは、ブレイクアウトルームでそれぞれの話題での話となった。私は1番のルームで40分ほど在席した。夜10時を過ぎると眠くなるので、それくらいで失礼させてもらった。1番ルームには60人くらいが参加していた。

チャットに書かれたメッセージを下に再録します。話の内容の雰囲気がわかると思います。

自律性を「選んでもらう、決めてもらう」ことで保証する。

* オンラインで教える時、「この方針で続けて教えていいですか」と確認する時、生徒の自立性を確認してるのかな、と思いました。
* 宿題を3種類用意して、好きな課題をやってもらうようにしたことがあります(タイで教えてるとき)
* 好きな企業を選んで紹介するプレゼンをしてもらったときは、結構楽しくいろいろ調べているようでした。
* 外国人児童生徒の教育に携わっていますが、有能感、関係性、自律性のどれもが奪われているケースが多いように思いました。

教室の中では別に「本当の自分」を出さなくて良い。演技することでスキルを身につければいいんです。

* 学習者は先生に合わせる・・なんか、分かる気がします。そうされていた気もするし、自分もそうしていた気が(学生時代)・・・(笑)
* 安全に演技ができる空間なんですね。
* 教室が安心安全の場であると演技もできるってことなのかな?

教え込むのではなくて、教えていないふうに見えて学習者ができるようになるのが究極の教え方です。

* 「教えていないように見えて教えているのが究極的な教え方」
* 全然教えていないけど、学習者が勝手に学んでいるって感覚?

挙手させて先生が当てるのはやめて、サイコロを使おう。それで公平な授業運営になる。

* 数年前に向後先生のオンラインセミナーに参加しましたが、向後先生、ますますパワーアップされていて尊敬しかありませんw 多面サイコロ、購入したのですが、活用できずw
* 私も サイコロ使っています!

異なるレベルの学習者が同じクラスに混在しているときの対処法。同じレベルの人たちでグループやペアを作る。

* 大人数のクラスだと、確かに同じレベルの学習者同士の方が楽しそう・・・。1人に答えを聞くんじゃなくて、仲間で考えている感じがする・・・
* 結婚するわけじゃないからって言ってペアを指定すると大抵笑いながら受け入れてくれます
* ↑それ使わせていただきますW 結婚するわけじゃないからw
* グループ・ペアを選ぶ、自由・自発性はどこから学習者に選ばせるのがよいでしょうか…?

グループやペアを作るのは学習者に選ばせない。先生が決めて良い。そうすることでミスマッチが起こったとしても教員の責任になるから。

* ケガするのは教師でいいわけですね

何回にもわたるプロジェクト学習はグループ内にファシリテーターがつけられない場合はとてもリスキーになる。先生1人では各グループに介入できないから。そうすると、グループ内で人間関係で揉めると地獄になる。学習どころではない。

* ありがとうございます…!簡単に解散できない、というのが障壁・ストレスになる…というのは大変納得できます…!
* 新入社員研修で1週間同じグループで発表をするという活動で地獄を見たという息子の話を思い出しましたw
* 円満の時はまだいいですが、別れたら悲惨ですよねー
* グループわけですが…11歳の子どもの学校で、仲良しグループでプレゼンをした時も出来上がりはいまいちだったのはそれが原因かも…と思いました。