2024年12月18日(水)
長崎2日目。日中の気温は10度くらいしか上がらず、所沢と同じくらい寒い。今日は坂本龍馬ゆかりの場所を歩いてめぐる。長崎にはこれまで4回くらい来ているけれども、今回まわる場所はどこも初めてだ。大河ドラマの影響はすごい。

10時にホテルを出て、日本最古の石造りアーチ橋である眼鏡橋からスタート。途中、萬順というお菓子屋さんがあったので、長崎銘菓よりよりをおやつ用に購入する。
近藤長次郎(昶次郎)(「龍馬伝」では大泉洋)の墓に寄る。この墓は小曽根家の墓の中に移されている。墓石には坂本龍馬によって別名「梅花書屋(ばいかしょおく)氏之墓」と刻まれているとのこと。
ここまでかなり階段を登ってきており、この先も続くみたいだ。「階段都市・長崎」と呼びたい。

墓地を抜けて、風頭公園まで来た。ここには大きな龍馬像が立っており、その眼下の景色とともに素晴らしいところだ。赤白赤の旗は海援隊の旗。
> この旗は、「二曳(にびき)」と呼ばれました。海援隊の会計を担当していた岩崎弥太郎は、のちに「三菱」の基礎を作り、その船舶部門が現在の「日本郵船」につながり、海援隊と同じ白地に2本の赤線が社のマークであり、やはり「二曳」と呼ばれているそうです。
さらに歩いて、亀山社中記念館へ。ここには龍馬が書いた手紙が多く展示されていて面白い。龍馬はかなり筆まめで、それは「龍馬伝」の中でも描かれている。乙女姉さんに宛てて書いた霧島登山(お龍との新婚旅行)の様子は筆で書いた絵付きのもので見ていて楽しい。記念館そのものは大きくはないが、香川照之の色紙が飾られていた。
山を降って、昼食は思案橋の牛右衛門でとんかつランチ(昨日の夜もとんかつだった)。牛右衛門の本社は佐世保にある。

崇福寺に行って、ついでに中之茶屋へ。ここでカッパの漫画で有名な清水崑の作品を見ることができる。「かっぱ黄桜」のテレビCMが小さかった頃の私の耳に刻み込まれている。
帰りは近くの路面電車からホテルまで。15時。やはり9-10時くらいにスタートして15時くらいに帰るのがいいペースだ。ここまで1万歩以上歩いているので休憩を取る。

暗くなってから、せっかくなので長崎の夜景を見に、稲佐山にロープウェイで登る。ロープウェイ乗り場は神社の中にある。ホテルから歩いて20分ほど。日本の新三大夜景は、長崎・神戸・札幌になったそうで、函館の夜景とはまた違う素晴らしさがある。階段都市というところと海がポイントかな。それから山が333メートルなので、割と夜景が近いというところ。
そんな感じで2日目終了。