KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

めざせ上位日記/猿人ネタの勧め

 日記猿人ネタはやはり面白い。何回同じような話題が取り上げられようと、やはり読みに行ってしまう。今回のネタは「上位日記」ね。

 私もこの日記を書きながら上位日記を目指している。ちなみに上位日記というのは、私の定義では、ベストテンということにしておく。ベストテンにはいっているならば上位を自認してもあまり異論は出ないだろうという根拠だ。

 上位を目指すのは悪いことじゃないし、むしろいいことだ。それが実現できるかどうかは別にしても、上位を目指すのはいいことだ。なぜならば、少なくとも日記を書き続けなければ、上位にはいるのは無理だから。そして、日記を書き続けるということは、いいことなのである(←日記猿人における大前提)。ん? 変な三段論法?

 ベテランのなかには、何度も同じような猿人ネタが繰り返されることにうんざりしている人もいるだろう。ゴリさんのいうように、「日記猿人での議論レビュー」ページを作っておいて、猿人ネタをやる前にそこを一通り参照されたし、というのは親切だ(というよりは、Web日記学会あたりが仕事としてやるべきかな)。

 でも、何回も同じような猿人ネタが繰り返されることが悪いことだとは思わない。というのは何回繰り返されようが、その当人にとっては新鮮で重大なトピックであると考えられるからだ。なんにせよ論陣を張って、文章にまとめるためには、それについて考えることが必要で、それは当人には貴重な体験である。読者は「またかよ。うんざりだぜ」と思っていても、温かい目で見守ってあげるのがいいんじゃないか。逆に言えば、重要なトピックだからこそ、何度も取り上げられるわけだ。

 それに猿人ネタというのは、有望な新人日記書きが、速やかに一定数の読者を獲得するためには、最も効果的な武器なのだ(私も何度も猿人ネタを書いた)。だから私は新人日記書きさんにはむしろ積極的に猿人ネタをやることをお勧めしたい。それは、新人デビュー戦には最もふさわしい題材だ。多くの人が読みに来てくれるし、その人の日記的力量(あるいは熱量?)を測るのに最も適切な内容になるからだ。日記猿人に集まる人々の共通テーマといえば、それは「Web日記を書くこと」に他ならないのだから、それをわざわざ避けることはない。

 今は休止されているようだが、なっきぃさんの「累計得票数を読む」は良かった。日記を書き続けていけば、自然に累計得票数は伸びていくからだ。それは日記を書き続けることの喜びを再確認させてもらえる機会だった。得票数という一見無味な数字データもいろいろな切り口で考察することができる。