KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

イヤな仕事、楽しい仕事

3月末のいくつかの締め切りを抱えている自分にとっては、原稿を書くこと以外のすべてのことが息抜きになる。

スタイルシートを使ってホームページを書き直すこと。linuxをインストールすること。などなど、普通なら仕事だと思えるようなこともレクリエーションになってしまうのだから不思議だ。だから、仕事も遊びも実は境界線はないのではないかと思える。

それをやらなければいけないこと、と認識すれば、つらいものになるし、義務ではなく自分がやりたくてやっているんだ、と認識すれば、楽しいものになってしまう。ただし、やりたくてやっているときには「やりたくてやっているんだ」という意識はない。忘我の時間、フローの時間(チクセントミハイ)だね。

しかし、楽しい時間は必ず終わる。しかも、「やっている」という意識がないので、あっという間に終わる。なるべく楽しい時間が長く続くようにするにはどうしたらいいのだろうか。そんな都合のいいことが簡単にできるとは思えないのだが。

簡単な話だ。イヤな仕事を無理してやって、つらい時間を味わうことだ。そしてそれを終わらせる。そうしたら、あとの時間は至福の時間になる。つらい時間は、楽しい時間を生む。つらい時間は、つらいだけのものに終わることはないのだ。つらい時間が終われば、雨だって優しいし、虹なんかが見えれば、涙が出るほど感動してしまうでしょう。

つらい時間を延ばし延ばしにすることが、一番つらさを味わう方法になる。だから、つらい仕事は一気に片付けるのが一番いい(とは思うのだが…)。

……しかし、それにしてもlinuxがうまくインストールできない(PowerMac 7500/100にHolon linux)。くそ。