KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

鷲田小彌太『まず『書いてみる』生活』

定年後時間があるなら書いてみよう、それが喜びになるだろう、という本。さまざまな実践上の工夫が書いてあり、励みになる。

下書きをしないで、目次を丁寧に作る。載せなくても索引を作る。下書きナシで書き直しを想定しないで書くと、緊張感が違う。ふらつきがほとんどなくなる。

毎日20枚(400字で)書くことをノルマにしている。

短文を3分割で書く。短文が連なったものが著書になる。3分割は、正・反・合の形が一番書きやすく、書かれたものもわかりやすい。(これは梅棹のこざね法に通じる)

1短文を3枚で書くと、1日15枚は書ける。

一冊本を書くと、その本から次の課題を突きつけられることになる。それが書きたくなる理由。

とりあえず書き始める。悩まない。文章は書かないと、あとが出てこない。書けば、まだ書いていないこと、これから書くべきことがわかる。加速がつく。

目次通りに進めよう。しかし、目次は書く途中で変わる。