KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

クリスマスに仕事

 久しぶりの出張なしの週末。miyuさんとこの掲示板で書いたのだが、今月はクリスマスの時期に学芸大学で集中講義があって、東京に出る。それで奥様にも恨まれている。もし子供がクリスマスに世間ではどのようなことがおこなわれるのかがわかるほど大きければ、またいろいろ言われそうだが、幸いまだわからない歳なので、プレゼントで許してもらう。もっとも一番恨むのは集中講義の受講生であろう。「クリスマスに授業やるか〜? しんじらんない」てなもんであろう。あたしだってこんな時期にやりたかない。でも御指定なんだから仕方ないじゃん。おやつの休憩にクリスマスケーキでも振る舞ってあげるかな。

 そういえば、この集中講義のせいで、本務校である富山大学の授業の方はクリスマス休講になった。それは前々から授業のWebページでお知らせ済みであったのだが、それを知らなかった学生が私のところに来て、言った。「あの、23日もお休みですし、24日はクリスマスイブでもありますので、授業はなしにしてもらえるとみんなうれしいと思うのですが」私はこういうふうに自分の要求をきちんと言える人が好きである。「うん、その日は休講だよ」おそらく何か小言でも言われるのではないかと恐れていたかもしれないその学生は、あまりに簡単なその返事にとまどったようだったが、すぐに喜びの声を上げた。(わたしゃ、その日もお仕事なんだがね)と私はつぶやいた。

 11月30日に締め切りだった依頼原稿は、私にしては珍しく締め切り破りであった。最近あまり論文を書いていないので頭が論文回転になるまで時間がかかった。やはり日頃から書いていないとだめである。結局一週間遅れになることを許してもらう。もう11ページ中7ページは書けたので、月曜日までにはなんとかなるだろう。ちょうど一週間遅れ。それで今年の原稿は打ち止め。

 12月はみんな忙しそうだ。私も暇というわけではないが、ただバタバタするのが基本的に嫌いなのだ。バタバタするとますます仕事の能率も落ちるし、質まで落ちるような気がする。ああ、まだ年賀状の準備もしていないが、まあいいじゃないか。年賀状は、新年を迎えてから、受け取った賀状を読みながら書くことにしている。