KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

統計学をどさまわりで教える一座

 授業も最終試験も終わって、ほっと一息つきたいところだ。しかし、今日から3日間、市内の看護専門学校で、統計学の集中講義に出かける。看護学校での集中講義は去年から始めて、これが2年目。去年の様子は99/07/30の日記「統計学の集中講義〜時間で切る思想」で読める。

 CD-ROM教材を使って、個別学習で進める方式は去年と同じ。しかし、あまり広くはない教室に40数台のノートパソコンを持ち込んでやっているのと、折からのフェーン現象で、教室は熱気でむんむん。5人のプロクターも学生もみんな汗だくでやっていた。午後からは急遽、扇風機が搬入された。ないよりはマシという程度だが、心遣いがうれしい。そういえば、プロクターの皆さんで食べてくださいということで、スイカをごちそうになる。ありがたい。

 午前3時間、午後3時間、プロクターはほとんど休む暇もない。あちこちで質問の手が挙がっているのに対処する。今回はノート型のウィンドウズパソコンを使って実習している。統計学のことは、この授業が終われば忘れてしまうかもしれないけど、パソコンの使い方(とりわけExcelの使い方)はしっかりと身に付くのではないだろうか。

 5人のプロクターと一緒に昼ご飯を食べて、たわいのないことをおしゃべりしていると、そこはかとない一体感のようなものが生まれてくる。統計学をどさまわりで教える一座のようなものだな。ははは。

 というわけで、私の夏休みは、あと2日後に。