KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

1998年分の猿人日記を整理する

 合間を見つけては、1998年分のWeb日記を整理し直していた。以前の日記は、一週間分でひとつのファイルになっていたので、それを1日ごとに分割するというのがその仕事。それから、休日分はニフティのサーバに置いていたので、それを統合すること。最後に、日記からキーワードを引っ張ってきて、索引を作ることだった。

 日記のファイルを日別にするか、週別にするかは、日記書きそれぞれの流儀があるようだ。週別にした場合は、アンカーを打つのが面倒だ。日別にした場合は、「前の日」、「次の日」に移るためのリンク張りが面倒だ。一長一短があり、結局、日別システムを採用。これは、自分の日記が1日分ワントピックになっていることが多いという性格にもよっている。

 こういう仕事はまとめてやると疲れるし、ミスも多いので、空いた時間にやるに限る。しかし、作業をしながら「へえ、こんなことを書いていたんだ」という感慨にふけったりして、能率は上がらなかった。もっともキーワードを抜き出すために、一度文章をざっと読まなければならないので、それだけの時間はかかる。

 索引を作ってみると、やはり「日記」、「Web日記」、「日記猿人」といったキーワードの頻度が高い。最近の日記では、以前ほどは日記論を書いていないような気がしたが、目次を見てみるとそうでもなく、けっこう書いている。索引を見ると、いったい自分が何に関心があるかということがよくわかる。自分の脳味噌の中身を覗いているような感覚だ。そういう意味では、日記の索引は自分の人生の索引と言えるかもしれない。

 もともとWeb日記には画像はあまり入れない主義で、画像を入れる場合は小さいサイズにして、色も256色に落としている。それで、画像ファイルを含めた1998年の日記のHTMLファイルの総合計サイズは3.5メガバイトである。3.5メガバイトの中に自分の1998年が詰まっているというわけだ。