KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「知のデータベース」

 MONOLOGUE(7/27)を読んでいて、知のデータベース〜学術情報フィールドノートという、学術系サイトの、データベース兼紹介批評サイトの存在を知った。学術系サイトを400余登録してあり、キーワードによって検索することができる。検索結果には、3人いる評者からの簡単なコメントと評価点が載せられている。このコメントがあることによって、単なるデータベース以上の暖かさ、面白さを醸し出している。

 さて、私のサイトも登録されているかしら、と思って、とりあえず「心理学」というキーワードで検索してみる。すると419件のデータから25件がヒットする。有名どころのサイトも知らなかったサイトも順に並んでいる。しばらく進むと、あった。私のページ。そこにはこんなコメントが:

ジャーニーからのコメント->なかなかすばらしい。例えば、ジャーニーが見たときは『自己表現力の教室』という本が紹介されていましたが、なんか謙虚で感じが良かったし、しっとりとしたページづくりというか、落ち着いた感じが漂ってます。また向後氏の個人ページも必見。みてみて(訪問日:2000.5.19,評価:85)

 くうー。ジャーニーさん(評者の一人)ありがとう。うれしいコメントです。「みてみて」がいいです。

 評価点はどのようにつけているのかよくわからないが、50点から90点くらいでばらついているようだ。ということは大学の点数の付け方に似ている。学術系サイトの大部分は大学の先生たちが立ち上げているので、それが逆に大学のやり方で点数評価されているというのが、なんだか痛快でもある。ちなみにざーっと見たところでは、東北大学の後藤斉さんのページ(「言語学」で検索)が最高評価点で、98点であった。

 それにしても、現在まで400余のサイトを読んで、よくコメントをつけたなという感じがする。3人で分担すれば、100以上のサイトを見ているわけだ。これは根気と努力のいる行為だ。鯖山さん、A.M.さん、ジャーニーさんの評者お三方には、大変な、かつすばらしい仕事をされたなと思う。これからも、このデータベースの拡大充実を楽しみにしたい。