KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

よいコーチはやはり必要

バドミントンのラケットが折れた。この間、新しく買ったばかりなのに。かなり気に入っていたのに。悲しいなあ。まあ、同じモデルを買えばいいんだけどね。あまりにも使えた期間が短かったものだから。

昼休みのバドミントンを始めてからもう二年になる。調べたら99/01/28の日記にバドミントンの話題が初めて出てきている。これほど続けていれば相当うまくなっていてもよさそうなものだが、実際はまだまだの状態だ。

同じ時期に始めた人がいるのだが、その人はかなりうまくなっている。それには理由がある。その人にはコーチ役の人がいて、基礎的な指導を受けているからだ。

昼休みになって、人がぼちぼち集まり始めると、最初に一通りの乱打を行ってから試合に入っていく。そのときにせっかちな人は、乱打をなるたけ手早く済ませてしまって、試合を早く始めたがるのである。たとえば私である。

しかし、コーチが付いている人は、そのコーチと、最初はドライブからはいり、カット、クリア、スマッシュ、ヘヤピンと一通りの打ち方を十分に行ってから、さらにコートの半面を使って乱打を行う。そうしてやっと試合になる。つまり、試合を始める前に十分基礎的な打ち方を練習するわけだ。

一年以上の長い目で見ると、コーチについた方が明らかにうまくなるのである。これは当然の法則だ。しかし、やはり試合をやる方が面白いから、基礎練習をおろそかにしてしまう人がいるわけで、そういう人はあとになって悔しがるのである。

実戦の面白さに惹かれてしまうあまり、基礎的なものを飛ばしてしまう。その結果、ある時点から熟達の速度が鈍ってしまうということが厳然としてある。それはバドミントンばかりでなく。よいコーチはやはり必要なのである。