きのう書いた「トップ30」の新しい名称は「21世紀COEプログラム」というそうだ。「トップ30」では、競争や序列化をあおっているように聞こえるというので改名したとのこと。
中身は同じなのだ。競争に勝ち残ったところが結果としてCOEを名乗るのか、COEを目指した結果競争に勝ってしまったのかというくらいの違いしかない。競争であろうが何であろうが、それが優秀さを磨き、独創性を伸ばすことになるならOKなのだ。そのためには、きっちりとルールを決め、公平でオープンな評価を行うことにつきる。つまり、スポーツのように誰が見てもわかるというようにしないとだめだ。
国立大学の再編統合について、センター試験の受験生にインタビューした結果が報道されている。それを見ると、賛成が過半数を占めているようだ。理由は、予算を集中できるので環境が良くなることや、大きい方がいろいろな人が集まること、グローバル化の中で分散していても意味がないなどがあげられている。なんだか受験生の方が冷静だな。
