KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

無印が好きなのは

2月に、アマゾン・アソシエイトというシステムに入り、トップページにアマゾンのバナーを貼っています。そのバナーをたどって、アマゾンで買い物をしていただくと、その金額の何パーセントかが私に紹介料として入るというものです。

そのレポートによると、これまでに、何人かの方から12点の商品をお買いあげいただき、その合計金額は20,815円となり、627円の紹介手数料が私に入りました。本当にありがとうございます。これからも引き続きご利用していただけると、とてもうれしいです。

クレジットカードはこれまで、ANAのものを使っていた。利用金額がマイレージに加算されるからだ。しかし、JRのグリーン車に開眼してから、飛行機は使っていない。そこで、MUJIカードというのを作った。無印良品のカードだ。利用金額の2%が蓄積され、無印の商品券で還元される。年会費がタダというのもいい。

無印ではよく買い物をする。ああいう没個性的なものが好きなのだ。というよりは、商品を選ぶのが面倒くさいだけなのだろう。無印で買うと決めておけば、鞄だろうが、歯磨き粉だろうが、メモ帳だろうが、選ぶ必要はほとんどない。とても楽だ。「ああ、やっぱりあっちにしておけばよかったなー」と悔しく思うこともない。だって選択肢がないのだから。これは精神的に平和だ。

私がマック党なのも、これに似たところがある。あれこれ悩む必要がない。悩むとすれば、いつ買えばよいかを決めるくらいだ。そして、それは自分の必要と手持ちのお金によって自動的に決まってくるから、ほとんど悩む必要はないのだ。

選択肢が多いことは必ずしも幸せにつながらない。よいもので、長く使えるものがあればそれで十分なことが多い。

そこで必要なのは、絶対的な価値判断だ。あれか、これかと迷うことではなく、これは自分にとってよいものであるかどうか、必要なものであるかどうかをきっちりと見極めること。それができるようになると、生活はものすごくシンプルになる。

「あれこれ迷う楽しみ」というを知らないのか、といわれるかもしれない。でも「迷う楽しみ」というのは、ある種の錯覚なのではないかと思っている。どんなことでも楽しみにしてしまうことができる。でも、それは本当の楽しみなのだろうか。