KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

今日は何文字書いた

3月から、依頼された原稿と、科研費の報告書の原稿を書いている。

自分を励ますために、今日は何文字書いて、全体では何文字まで進んだ、というのを記録している。手で文字数を数えているわけではなくて(そりゃそうだ)、コマンド-iと打てばすぐに全体で何文字と表示されるので、それをメモしている。

2000字進んだからすごくうれしくて、300字だとあまりうれしくない、ということはなくて、何文字でもうれしいので、これは原稿を進ませる効果があると思う。さらに不思議なのは、文字数が減ることがあって、この場合はマイナス何文字というのになるわけだが、それでも納得できるということだ。

マイナスになるのはこんな場合だ。前の日に、妙にアイデアがわいてきてそれを片っ端からタイプしたら、かなり文字数が増えたんだけれども、次の日に落ち着いて読み直して、添削していったらその大半が削除、整理されてしまったような場合。

こんな場合は、文字数がマイナスになるわけだが、それでも充実している。つまり、「書く」という行為には「削る」ということも含まれている。削りがうまくいくと、それで仕事が進んだような気になるのだ。というわけで、原稿が進もうが、マイナスになろうが、それを記録することで原稿が進むということはあると思う。ゼロの状態が続いているということは、その仕事から逃げているということだ。