夜に富山に飛ぶ。明日から富山大学で集中講義が始まるためだ。
USBメモリーを使い始めた。ファイルの持ち運びには実に便利だ。ファイル共有をするよりも手間がかからないくらいだ。これにパワーポイントファイルを入れておけば、会場にパソコンが用意されていれば、どこでもプレゼンができる。
しかし、OSXのアップルワークスファイルをOS9に持ってくると、PCファイルになってしまう。パワーポイントファイルは大丈夫なのだけど。昔のスライドは、クラリスワークスやアップルワークスで作ったものが多いので、互換性がないのはちょっと困る。それらを、パワーポイントに移行させるのも、手間がかかる。
これから作るスライドはパワーポイントでいこう(いくしかない…)と覚悟している。しかし、もう一つの選択肢が現れた。
先日、文京学院大を訪ねたときに、アップルの新しいプレゼンソフト「キーノート」を見せてもらったが、パワーポイントとは全く違う「質感」や「3次元性」に驚いた。まだ、小さなバグがあるみたいだけれども、すぐにでも使ってみたいと思わせるものがある。キーノートでプレゼンすれば、みんなJobsのようになれる……わけはないのだけども、そういう予感をさせるようなソフトの出来なのだ。
使う道具が、制作過程やできた作品に影響することはあると思う。パワーポイントとキーノートで、同じ内容のスライドを作らせたとしたら……。まったく違うものができるのではないか。ちょっと実験してみたい。