KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

教室ライブとインターネット配信

授業に復帰。咳が時々出るけれども、少しずつ回復している感じだ。それでも、水を飲みながらレクチャーをする。先週「静かに、しかし情熱を込めて」と目標を決めた。声を張り上げることはなくできたと思う。しかし、それでも「ここは力を入れて説明したい」というところでは、無意識のうちに力が入ってしまうようだ。2コマ終わったところで、やはり声が枯れ気味になっていた。ふう。

午後からの授業だが、実質的な始まりが遅い。時間になっても、ばらばらと教室に入ってくる。さらに、大福帳を探している(大福帳は一番前の席に番号で分類して置いてある)。いつまでたっても静かにならない。そんなわけで10分くらいは過ぎてしまう。これは良くないので対策を考える。

レクチャーの開始時には大福帳をいったんしまってしまうのも手かもしれない。遅刻したという意識が生まれるだろうし、大福帳を探してうろうろすることもない。大福帳は授業の最後に、再配布すれば書き込むのに問題はない。

そろそろ私語もでるようになってきた(慣れてきたせいだろう)。少なくとも一度はイエローカードを出す必要がある。私は私語は嫌いなのである(もっとも私語されるのが好きな先生はいないと思うが)。それは私の存在を無視しているからだ。私を無視するなら、この教室に入るべきではないし、一度この教室に入ったなら、私を無視するのは挑戦的な態度と取られても仕方のないことだ(もちろん私語をしている人にそんな自覚はない。ないから私語をするのだ)。

将来的には、こうした大規模なレクチャークラスは、教室ライブとインターネットのオンデマンド配信の併用にしたいと思っている。そうすれば、私の顔を見てじかに話を聞きたい人だけが教室に来るだろう。時間の都合がつかなかった人やマイペースで聞きたい人(ノートもゆっくり取れる)はオンデマンド配信を利用すればよい。教室に私語をしに来るような人はいなくなるはずなのだが。