KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

インパクトの強い夢

私はほとんど夢を見ない。脳の活動としては夢を見ているのかもしれないが、とにかく朝起きたときに何にも覚えていない。忘れるといっても、記憶はなくなるわけではなくて、検索できなくなるだけだというのが記憶理論の教えるところだから、夢を見たとしても検索不可能になっているらしい。

そんな私が珍しく夢を見た。珍しくそれを覚えている。

その夢の中では、私はばりばりのエグゼクティブなのである。ぱりっとしたスーツにネクタイ、ぴかぴかの革靴で、部下に指示を飛ばしている。ありえない。これは私じゃないよな〜、などと思いながら仕事をしている。とにかく、部下が慕ってくるし、同僚にも一目置かれているようだ。

会社は何十階建ての最新のビルにはいっている。私はエレベーターに乗る。最上階を目指す。エレベーターもぴかぴかだ。しかし、上に上がるに従って、エレベーターがぼろぼろになっていくんだ。最上階に着くと、そこはぴかぴかどころか、朽ち果てたフロアになっていた。

なんだ、こりゃ〜と叫びながら私はエレベーターに乗って、下る。一階で降りて、ビルの外に出る。最新のビルを確認するためだ。外に出てビルを見ると、それが徐々に崩れていく。

そこで目が覚めた。なんかインパクトの強い夢だった。