KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

カメラ目線もできるようになった

eスクール向けのビデオを収録する。今年度開講したものは2年目になるので、基本的な部分はすでに収録済みのものを使う。それに加えて、一部は新しく収録するつもりだ。たとえば、この一年で新しい見方ができるようになった部分とかね。

全体としては撮り直さなくても、初回の「授業の進め方」についてだけは、新しく収録することにする。ここで、本編のビデオはいつぐらいにどんな状況で収録されたものかについて説明することにする。そうしておかないと、髪型が変わっているとか、冬なのに半袖を着ているとかいろいろと細かいところで齟齬が出てくるので。最初に説明しておけば、納得してくれるのではないかなと思って。

しかし、それにしても人間は慣れるものだ。

去年、初めてスタジオ収録をしたときには、なかなか「カメラ目線」ができなかった。それで、スタジオ内に大学院生に入ってもらって彼らに話しかけるつもりで収録したのだった。

今はどうかというと、もう「一人でできるもん」状態だ。カメラ目線もできるようになった。自分の癖も把握した。私は立って話をするときに、身体をゆっくりと左右に揺らすという癖があるのだね。これは自分のビデオ配信を何回も見てよくわかった。そうすると、癖は完全には直らないまでも、ある程度自分でモニターできるようになる。あ、身体が揺れているなと気が付けば、コントロールすることはできるのだ。

そういえば、桜美林大学のスピーチの専門家、荒木晶子さんは、学生にスピーチをさせて、それをビデオ撮りして自分で見るという指導をして効果を上げている。自分の話し方をビデオで見るというのはそれだけでかなりの改善効果があるのだ。