KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

恐るべしシンクタンク

ある研究プロジェクトに協力者として関わったので、その年度末の報告会に参加する。

授業で使うデジタルコンテンツを開発し、授業設計をインストラクショナル・デザインの考え方を入れて行い、3つの教科で授業を実施し、記録し、アンケートをとった。その結果が、2センチの厚みの報告書として提示された。これを半年間でやってしまったのである。

最初にプロジェクト全体の話を聞いた後、「で、これを何年間でやるのですか?」と質問した。回答は「いえ、今年度でおわりです。つまり、半年ほどで」。そんなのできっこないよ。まあ、私が主催者じゃないからいいけどね。と思っていた。

そうしたら、こちらが提供する材料や研究計画へのコメント、注文などを瞬く間に吸収して、教材開発、実験授業の設計と実施までもっていってしまった。そして最終成果として実質的な内容のある分厚い報告書。うーん、すごい。恐るべしシンクタンク。そしてそのマンパワー。だてじゃない。