さいころじすと日記さんより、興味深い論文の紹介があったので、引用。
Lambert, M. J. 1992 Psychotherapy Outcome Research:Implications for Integrative and Electic Therapists. Handbook of Psychotherapy Integration.
では、過去40年にわたる心理療法の効果研究(要因統制研究、メタ分析)を分析した結果を踏まえ、心理療法の効果において「何が効いているのか」について以下の結論を示しています。
なんで興味深いと思ったかというと、教育もこんな割合で起こっているのではないかと直観したから。学習者がもともと持っている学習能力や、教授者・学習者の関係性、期待やプラセボでほとんどの効果が説明されてしまい、残りの15%がモデルと技法の効果です。と言ってみたい、と。
心理療法でどのくらいの割合が自然治癒だったかという研究を、アドラー心理学基礎講座で習ったような記憶がある。あとでノートを見てみよう。