KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

琉球大学集中講義3日目

雨は上がり、だんだんと晴れてきた。しかし、夜は再び雨になった。

午前中を授業設計とテストの作成にあて、午後にインストラクションを行ってもらう予定だったが、2時半までを準備にあてることに変更した。作業的な煩雑さで時間が延びたわけではなく、メンバー同士の議論や工夫で時間が延びた。

その成果はインストラクションのパフォーマンスにきちんと現れていた。5分の事前テストに続いて、10〜15分のインストラクション、最後に5分の事後テストを実施した。インストラクションはありきたりのものではなく、工夫がされていた。導入にDVDを流して注意を引くこと、学習者との対話、寸劇の利用、最後のまとめ、など、ガニエ9教授事象やARCSなど本当に簡単なレクチャーで説明しただけなのに、ちゃんと実際に適用できるものだなあと感心させられた。

とすれば、普段の大人数授業でも、レクチャーは最小限にして、実際にそれをやってみる、使ってみる、応用してみる、という体を使った実習が効果的だということだ。

パフォーマンスまでで今日は終了。信頼性だとか妥当性だとか、通過率の計算だとかやろうかと思っていたが、明日に回す。しかし、明日は最終日なので、最後にパフォーマンステストをしたい。たぶん時間が足りない。