最終日は午前中3時間で終わり。昨日やってもらった事前テストと事後テストを分析する。事前テストですでに満点に近い点数ならばそれは、インストラクションが効果的であったかどうかを確認できないので、不適切な問題である、と。事後テストを学習者ごとに点数の高い順に並べて、SP表に近いものを作る。そこから何が読みとれるかを議論してもらう。問題が悪いのか、インストラクションが悪いのか、学習者が特殊なのか。
最後の1時間は、30分間を準備にあてて、1分間スピーチをしてもらった。これで成績をつけますと断った上で、「4日間で学んだことを自分の（将来的な）仕事に生かすとすれば、どのようなプランを立てますか。できるだけ具体的に話してください」というもの。筆記テストではなく、「やった！」というような喜びをみんなで分かち合いたいのでこのような形式を取ってみた。
全体として、今回の集中講義は、今までの自分の集中講義とはまったく違ったものになった。それは何が効いたのか、おいおい分析してみたい。
