KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

堀公俊『ファシリテーション入門』

ファシリテーション入門 (日経文庫)

ファシリテーション入門 (日経文庫)

ファシリテーションとは、活動の内容(コンテンツ)はチームに任せ、そこに至る過程(プロセス)のみを舵取りする仕事である。

ファシリテーションの分類には、

  • 問題解決
  • 合意形成
  • 教育研修
  • 体験学習
  • 自己表現
  • 自己変革

のようなものがあり、これはそのままワークショップの種類に合致する。ということはワークショップとファシリテーションとは表裏一体ということか。

プロセスデザインには、次のようなパターンがある。

  • 起承転結
  • 発散→収束→発散→収束
  • ダイアログ→ディスカッション→ダイアログ
  • 目標設定→原因探索→原因分析→原因発見→アイデア立案→アイデア評価・統合→解決策決定
  • 体験する→同定する→解釈する→一般化する→応用する→実行する

ファシリテーショングラフィックというのは面白い。議論を絵や図で描きつつ、ファシリテーションしていくというものだ。そのパターンには次のようなものがある。これは使えそうだ。

  • ツリー(おなじみMECEで)
  • サークル
  • フロー
  • マトリクス