KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

聖路加看護大でワークショップ

聖路加看護大学にて「健康支援ボランティア講座」(21世紀COEプログラム)の一環として、4時間半の特別バージョンによる実用文ワークショップを行いました。約20人が参加しました。聖路加看護大学は東京メトロ築地駅からすぐのところにあります。

今回の収穫は

通常の実用文ワークショップでは、参加者がそれぞれ自由なテーマで作文を進めていくのですが、今回のようにテーマが統一されている場合でも使えることがわかりました。かえって、テーマが統一されている場合の方が、やりやすいです。何よりも、テーマが決まらずに困っている人がいないので助かります。テーマが統一されていても、最終的に書かれる文章はそれぞれに個性的なので、発表してもらうとその違いがより際だちます。

また、通常は、ワークショップの最後に、できあがった作文を回し読みをしてコメントを書いてもらうのですが、今回は主催者から「できれば発表を」という要望があったので、最後に作文を朗読してもらいました。朗読の時間は1人あたり三分程度なので、各班から2人ずつ合計8人に朗読してもらいました。これはよかったです。回し読みですと、読める人数が限定されますが、朗読なら全員に聞いてもらい、お互いに味わうことができます。最後は拍手で終わりますので、雰囲気が盛り上がります。

これからの展望として

スタッフの人から、実用文ワークショップの「応用編」を期待されました。この要望はワークショップを開くたびにもらっているのですが、今年はそろそろ形にしなくてはなりません。

もうひとつは、ワークショップを開く人のためのワークショップですね。これも、まず第一歩を踏み出したいところです。