KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

日本語デジタル教材作成スキル養成研修

しまね国際センター(http://www.sic-info.org/)からの依頼で、日本語を教えている人たちのための教材作成について4時間のワークを行った。受講生は8人。

しまね国際センターでは今年(2008年)3月に、実用文ワークとプレゼンワークを2日間に渡って行っている(http://d.hatena.ne.jp/kogo/20080311/p1)。##引き続き呼んでいただき、ありがとうございます。

今回受け持ったのはコースの一部分で、受講生はすでにデジカメやビデオカメラで教材の素材となる部分を撮影するというワークを行っている。そこで、私の担当は、インストラクショナルデザインの考え方を伝え、それを教材作成にどのように行かしていくかということを実習するという部分になる。

ニーズ分析からゴール設定、タスクの分析、リソースの準備、フィードバックの準備、評価の方法といったことを4人ずつのグループワークで決めていった。そのあと、ガニエの9教授事象モデルを使って、最終的な教材の設計をした。

受講生はみんな熱心。とりわけ中国とフランスの人が入っていたので、実習内容が非常に切実で具体的なものになり(たとえば、会社での電話の受け答えや、語尾「よ」「ね」「よね」の使い方)、そのおかげでいいワークになったと思う。