KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

実験調査研究法:授業の振り返り

実習系の授業では初めてブレンド型による授業を実施した。隔週での教室授業(90分×2コマ)では、実習時間が不足するのではないかと危惧したが、そういうことはなかった。むしろ、オンデマンド授業の週に、各自個別でできるタスクを出しておいたほうがスムーズに進む。また、グループワークにもすんなりと入っていけるように見えた。

グループワークといえども、他人と協力する前に、自分1人で課題に取り組んでいるという体験が必要だ。その条件が満たされてこそ、グループワークが機能する。そうでなければ、「ただ乗り」や「グループにおける無責任行動」のようなグループワークの欠点の方が大きくなってしまうだろう。その意味からも、「オンデマンド授業+個別課題」と「教室でのグループワーク」の組み合わせがうまくいったように見える。

3回提出してもらったレポートは、個別で書いてもらった。その意味ではかなり負荷が高かったはずだが、出来は悪くない。これも個別学習がうまくされていたことの証拠になるだろう。