KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

オンデマンド授業の収録スタイル

そろそろ来年度春学期の授業に向けてオンデマンド授業の収録が始まります。授業以外にも、教育コーチの研修などもすべてオンデマンドで配信されますので、収録をどのようにスタイルで行うかは、考えどころでした。

これまでは、講師の顔を映すのは、最初と最後の挨拶のみで、内容の話にはいると常時スライドだけを映しているというスタイルでした。このスタイルは、ノートが取りやすいという利点があります。また、講師の顔が映っていると、かえって学習者の気がそらされるという研究もありますので、理にかなったスタイルといえます。

しかし、BBT大学の講義ビデオサンプルをみると、かなり工夫されていて、スライド内容の上に講師がかぶさるという、ダイナミックな画面構成でした(http://d.hatena.ne.jp/kogo/20100209/p1)。

そこで、今回収録した短いビデオでは、常に顔が映るようにカメラマンに注文してみました。スライドもそれに合わせて作り、文字が左に寄るようにしてあります。 自分の姿と文字がなるべくかぶらないようにという配慮です。

できたビデオを見直してみると、スライド映しっぱなしのものよりも雰囲気はいいような気がします。しかし、立っている私がときどき左右に揺れるのが気になります(私の癖です)。これは、ちょっと高いイスに座ることで解決できそうです。

改めてBBT大学のビデオと比較してみると、BBT大学の方はスライド部分が背景になるように画面を合成してあるんですね。こちらは、プラズマディスプレイの前で話すという自然合成(?)です。その差が出ているような気がします。