- 作者: 岡崎康司,隅藏康一
- 出版社/メーカー: 羊土社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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ラボノートの書き方について説明した本.
ラボノートの意味は:
- 研究のプライオリティの証明
- 発明の貢献度の判断材料
- 研究室におけるナレッジ・マネジメント
にあり,研究業務の基本スキルとして身につけたい.
ラボノートの書き方のポイントは:
- 時系列で書く
- 余白は×でつぶす
- 記入者,証人のサインをする
- 紙を貼り付けた場合は,ノートと紙をまたいでサインする
ということにある.
ラボノートをうたった(ページをすでに印刷してある)ノートも市販されているけれども,A4判のノートを手に入れれば気軽に始められる.その場合はまず,ページ番号を入れてから使い始める(私はこのためにナンバリング機械を購入した).
研究テーマが複数の場合は,次の方法から選ぶ:
- ノートを分ける →管理が煩雑
- 一冊のノートを時系列で書く →テーマが飛び飛びになる →目次を活用する
個人でやる場合は,一冊のラボノートに何でも書いていくのがいいと思う.
来年度からは,ゼミ生に正式にラボノートを配布して,使ってもらうようにする予定.