放映,無事終わりました.収録時は,1時間程度しゃべっていましたので,編集後は1/4くらいに縮まっていたと思います.
逆にそれくらい気前よく切るので,コンパクトになって印象に残るのでしょう.それがテレビ的ということ.
最初に話がきたときは,アイデアを出す仕事なら乗りますということでした.その時点で出演はしませんと.しかし,2回,3回と打合せするごとに出演を依頼されて,最後には上司まで来て,口説かれました.で,家族と相談して出演を決めました.
番組の作り方は,勉強になりましたね.
特に,司会の藤井隆さんのプロフェッショナルぶり.台本を縮小コピーして,それを厚紙に貼っているんですね.そうすると,めくらなくていいわけです.全体のストーリーもつかみやすい.
私は,かなりテンション上がってましたから,台本通りにはしゃべらずに,抜かしたり,順序を変えたりするんです.それを藤井さんはちゃんとフォローして,あとで飛ばした部分を振ってくるんですね.そうしておけばあとは編集で何とかなる.
そして,出演者全員にまんべんなく発言させるようにしている.藤井さんは,常に他の人の顔を見ていますね.次はどの人に振ろうか,話はどこで切ろうかと測っている.
台本は,セリフレベルの部分と箇条書き部分があります.私の部分はだいたい箇条書きで,こんなことを話して,と指示されています.ですから,かなりアドリブで話しています.5000時間の話も,「完璧主義よりも累積主義」もその場で出てきた話で,台本にはなかったものでしたね.
だけど放送では,そこらへんが取り上げられていて,面白いなあと思います.とっさにでてきたものほど面白い.テレビ的というのはそういうことなのかも知れません.
たくさんしゃべりましたので,編集されたトピックもいくつかあります.思い出すと,
- 自己効力感「自信貯金」
- スモールステップ
- C/S(挑戦/スキル)バランス
は番組では出てきてませんでしたね.