研究発表会、無事終了! 発表者の皆さん、お疲れ様でした。また、ゲスト参加者の方、ありがとうございました。それから、サバ期間中に指導してくれた、非常勤・助手の先生方、eスクール教育コーチ、ティーチングアシスタントの皆さん、ありがとうございました。
eスクール、通学生、大学院、全部のゼミ生で発表会を開くのは今年で3年目でした。全部で40件の発表。午前中は、eスクール卒論生、修論生、博論生による口頭発表。午後は、それ以外のゼミ生によるポスター発表でした。ゼミ以外からもたくさんのゲスト(遠くは九州から)が来てくださいました。また尾澤先生も見に来てくれました。
3年目にして【ベスト】の研究発表会ができたと思っています。その原因は、「私がサバで直接ゼミ指導にタッチしなかったこと」にあることは疑いのないところo(^▽^)oですが、それ以外に要因を探してみると:
- ゼミ生全員が研究方法論を共有できたこと
eスクール生も通学生も大学院生も、3つの研究方法:質問紙調査法、半構造化面接法、実験計画法を習得するゼミ内容にしてあるので、誰がどの発表を聴いても、方法的な点では理解できる。そして、それを土台にして研究内容につっこむことができる。したがって、「ふんふん、おもしろいね」で終わることなく、そのテーマを追求するために、どんな方法でアプローチしているのかというところまで対話ができる。
- コメントシートを全員が書き、即日回収配布したこと
コメントシートを任意ではなく、全員が必ず書くように促した(成績に加味することも明示)。自分のコメントを書くことで、発表を聴くことに集中し、だれることがなかった。コメントシートはすぐに回収して、成績のためのカウントをしたあと、発表者に戻した。発表者にしてみれば、どっさりとコメントシートが手元に届くのはうれしいことでもあり、次の研究への励みにもなる。
- ポスター形式の発表に慣れてきたこと
ポスター発表は、1セッション45分。20分ハーフにして、中間時点で席チェンジをした。ポスター発表にもかかわらず、机2台を向かい合わせにして聴衆が着席する。これは、ワールドカフェのスタイルを借用している。机があることで、いつでもコメントシートが書きやすいし、じっくりと討論しようという気持ちになる。
これまでのゼミ研究発表会の様子は下から読めます。