福山さんの博論審査に参加。そこから考えたこと。
Edutainment(楽しさ)とSimulation & Gaming(リアリティ)の2つの流れ。それらの統合としての、Serious Game。
社会的ジレンマは、「協力行動には個人的にコストがかかる」ということと「協力しなければ全員に不利益がかかる」ということの解決。
実は、カードをどのように切るかということではなく、その間の、意見交換や交渉、終わったあとの、デブリーフィングが重要だということ。それが教育効果を持つのだということ。
これは、グループワークにも応用できると思う。
ロールプレイングの意味は、体験をコントロールできるということ。それにもかかわらず、その中で起こる感情や信頼はコントロールできないということなのだ。
ワークへのゲーム的視点の導入。
- 役割を変えられる:私/あなたの立場を変える
- 時間を変えられる:過去に戻る/未来に進む
- 集団全体として見る:俯瞰的視点の獲得 →共同体感覚?
ワーク、ロープレ、ゲームといった行為そのものではなく、その間の意見交換や、その後のデブリーフィングが重要なのだと。