北星学園大学で開かれた教育工学会研究会に参加してきました。向後研究室からは下記の2つの研究発表を行いました。
- 多喜翠・堂坂更夜香・向後千春(2015.7)マイクロフォーマットによる研修設計の実践と効果の検証『日本教育工学会研究報告集』JSET15-3, Pp.115-120
- 杉浦真由美・向後千春(2015.7)新人看護師のニーズに基づいたプリセプター研修コースの開発とその効果『日本教育工学会研究報告集』JSET15-3, Pp.193-200
午後の発表の前には、松尾睦さん(北大)が「経験学習とリフレクション」というタイトルで講演しました。その中で、「経験から学ぶ力」モデルを説明しました。それは「Stretch 挑戦 → Reflection 振り返り → Enjoyment 楽しむ」というサイクルで回り、その中心には「思い(自己)とつながり(他者)」があるというものです。
これは私の考えですが、課題はこれらのアクションを「自動的に促進するためにはどのようなシステムが考えられるか」ということです。こうしたサイクルを自動的に回したいのですね。そうすればそれが自然に習慣になっていくでしょう。