卒論提出の期間が始まった。eスクール生も通学生も、卒論の最終チェックがすんだ順からオンラインでの提出が完了していく。
今は、大学院を除いてすべてオンラインでの提出になった。したがって、締め切り時間が過ぎて受付会場の扉が閉められ、その数分後に青い顔をして駆け込んでくる卒論生の姿をもうみることはない。
みんなで印刷して、パンチで穴を開け、バインダーにとじこむという風景もなくなった。パンチ穴を反対側に開けてしまった人もいたっけな。
いいことである。
こうあるべきだ。
ただ残念なことがひとつある。とじこんだ卒論を手にして、屋上で記念写真を撮る機会がなくなってしまったことだ。