KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

安冨歩『生きるための経済学』という本の意味

2020年12月2日(水)

ハロー・サッポロ! 昨日の夜から札幌に来ています。

飛行機は機材変更で、定員が半分くらいのものになりました。
それでも3割程度しか座席が埋まっていませんでした。
夜はおひとりさまで、ジンギスカンに行きました。私以外に4人のグループがいるだけでした。
そのあとアイスクリームバー・ミルク村というお店に行きました。
客は私一人でした。いつもは、行列ができるらしいです。
ホテルの朝食バイキングでは私を含めて3人だけでした。

さて、道中でこの本を読み終えました。

・安冨歩『生きるための経済学』(NHK出版, 2008)
https://www.amazon.co.jp/dp/4140911077?tag=chiharunosite-22

経済学とタイトルにありますけど、中身はもっと広く、ポランニーやチューリングや「道」の話です。
それをもう一度「生きるための」に重心を置いて経済学に収斂させています。
安冨氏が学問の枠にこだわらずにあちこちと学んできた背景と成果が読んでいてわかります。
あと、安冨氏がどうしてこういうことになったかという個人的な話も後半に出てきます。

YouTubeの「一月万冊」に登場している安冨氏と重ね合わせてみると興味が尽きないです。
https://www.youtube.com/user/yukoreadman
また、チャンネル主催者の清水有高氏についても私にとって興味深い経歴の人のようです。

それはともかく、
21世紀に何をどう教え、学ぶべきかということに関心が向いている自分にとっては
こういう学問の枠を超えたアプローチというのは回答に近いところなのかなと感じています。
例えばベイトソンはそういう人の一人だと思います。
『サピエンス全史』はそういう成果の1つだと思います。

ヒントはけっこう出てきているような気がするので、まとめてみたいです。

では良い1日を!

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