KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【ブログ】佐賀ワーケーション:12人のワークショップを標準形にしたい

2022年11月18日(金)

6日間の佐賀ワーケーションに行ってきました。

今回は、ワークとしては、天草の保育園での講演、大学院ゼミ(西南学院大学でのハイフレックス)、西南学院大学での教える技術ワークショップの3つの仕事を入れました。残りの半分はバケーション(というかブラタモリ的なもの)として、有田と唐津を回りました。この半々のバランスがとてもよかったです。

日程としては、火曜日出発、日曜日帰還にしました。日曜日に帰るのは、交通も混雑しますし、翌日の月曜日から仕事というのもしんどいので、土曜日に帰還するのがベターかもしれません。実際、日曜日の福岡空港はかなり混雑していました。次は、火曜日出発、土曜日帰還の4泊5日で組んでみたいと思います。

## ワークショップのベストバランス

講演やワークショップは10人前後の規模がよかったです。これより大きい規模になると会場設営も大変ですし、パソコンやプロジェクター、マイクなども必要になってきます。

最終日の6日目は、西南学院大学に会場を取ってもらって小規模のワークショップを開きました。10人の参加者を得て、すごく楽しいものになりました。これまで数人から100人規模でワークショップを開いてきました。いろいろなサイズのワークショップをしてみた結果として、12人(4人x3グループ)のフォーマットをこれからの標準にしてもいいかなと思いました。

なによりもこの人数は、参加者一人ひとりの顔が見えるという距離感がいいのです。発言や質問もしやすいですし、4人グループでのワークをしてもらったあとに全てのグループからシェアしてもらう時間もとることができます。マイクを使わなくても声が届くというところもポイントです。ホワイトボードの板書もよく見えます。

内容は、いつものように、教える技術〜社会情動スキル〜「できる・つながる・価値がある」という構成でした。しかし、最初に各グループから1人ずつ質問あるいはお題を出していただいて、それに答えながら、この内容に繋げていくという方法を取りました。これは各自の切実な問題からスタートするという「第一原理」に沿ったものです。

10人前後の人数であれば、こうした形式が無理なく成立します。これからはこれをスタンダードにしたいと思っています。