2022年12月7日(水)
eスクールの20年間の発展をみて、思い残すことはないのですけれども、ひとつあるとすれば、「eスクール大学院」を作ることができなかったことです。
eスクール(通信制の学部)を開設するときからすでに、eスクール大学院(通信制の大学院修士課程)を作ろうという構想はありました。eスクール本体が安定してきた時期からその話題はいくとどなくあがりました。しかし、どの専門領域が中心となるかについてうまくまとまらずに、一年制の修士課程が先に開設されたことで力が削がれてしまいました。
というわけで、私の退職後は、叶わなかったeスクール大学院を、個人的に開けるといいかなあと思っています。もちろん制度としての大学院ではなく、「大学院レベルの個人的なゼミ」を10人前後の少人数で開くことです。
まあ、そのときになってみないとできるかどうかわからないことですけれども、そんな構想が頭にあるということです。