2023年6月4日(日)
こうして毎日何百字かの文章を書くことは大変だと思われるかもしれないけれども、実はそう大変ではない。習慣になってしまっているので、おおよそ風呂に入る手間くらいの感覚である。
「習慣にすることが大変なんです」と言われるかもしれない。確かに「習慣化コーチング」という仕事もあるくらいで、これは逆に習慣化しようとして挫折する人が多いことを示している。
習慣にするということは、ほぼ無意識に(意志の力を使わずに)一連の行動ができるということだ。その一連の行動は分解してみると細かい動作からなっている。なので一度は細かい動作に分解してみるといい。
毎日文章を書くという動作は次のように分解できる。
1. 見聞きしたこと、読んだこと、考えたことをメモに取っておく
2. メモを見ながら思いついたことをタイプする
3. 文章を整えてアップロードする
なので、たとえば「見聞きしたこと、読んだこと、考えたことをメモする」という習慣のない人はブログは書けない。また、「簡単なメモを見ながら文章にしてそれをタイプする」という技能(つまりタッチタイピングの技能)がない人も無理だ。
しかし、逆にいえば、ブログを書こうという人は、まずメモをとる習慣からスタートするといい。それをあてどもなく続けて、たまった大量のメモを目の前にしたら、多分「文章にまとめてみようか」という気持ちになるはずだ。