KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【授業】私の授業の成績のつけ方

2024年2月5日(月)

秋学期の成績つけの締切日。

私の授業はいつもそうだが、最終テストや最終レポートを出さない。授業の終わりにほぼ毎回ごとにショートレポートを出して、それを成績をつけるためのデータとしている。ショートレポートはあまり時間が経たないうちに採点(たいていは1から5の5段階)しているので、期末はそれをExcelに読み込んで簡単な集計をするだけでA+からFを決める。

そうすると成績分布は、A+が5割前後となり、あとはA, B, C, Fの順になだらかに少なくなる形になる。これは操作しようがないので、このまま成績確定とする。ただし、計算値が50点台の場合、そのままFにするのに忍びない人に対しては、Cに救済する場合がある。

期末に採点の作業が大変であることを「採点の祭典」と呼んだりするみたいだけれども、私の場合はそれはなく、至って静かな作業になっている。

期末テストや期末レポートを採点する時間は、学生からの授業アンケートの回答をじっくり読む時間に充てる。授業アンケートも大学の出来合いのものではなくて、自分で考えて質問を作っている。短文による回答も求めているので、これを読むといろいろなことがわかる。何かを教えることを仕事にしている人は、授業/研修アンケートを自分で作れるようになるべきだと思っている。